陶芸技法

1筒型ゆのみ (付け高台) 成形工程

  • 筒型ゆのみ (付け高台) 成形工程
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2飯碗 (玉造り 削り高台) 成形工程

ご参考>>工程2-1~2-3は、課題1筒型ゆのみ工程1-6を参考にしてください。
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1

1

粘土400~500gをロクロの中心に固定します。
2

2

筒型の中心に穴をあけます。
底部分は1cm位厚さを残します。
3

3

腰の部分を径8~9cm位に広げます。
4

4

左手小指、薬指を下から当てて、腰が下がらない様に注意します。
5

5

両手で粘土を寄せながら上に伸ばします。
6

6

粘土が伸びたら親指を中から当てて少し丸みをつけます。
7

7

荒造形が終わったら、竹ベラで粘土を締めます。左手人差し指、中指を内側から添えます。
8

8

内側に指を添わせて下から上に竹ベラで整えます。
この後コテを当てて表面をきれいにします。
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9

針で口の高さを切り揃えます。針をしっかり固定し、なめらかにロクロを回し少しずつ切ります。
10

10

切った口元に水を含ませたなめし皮を当てロクロを回し、右手親指でつまみながら外に押し広げます。
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11

口元が広がったらコテAの直線部分(←)を口から下に徐々に当てて下部を押し広げます。
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12

2-10、2-11を繰り返し予定の口径(12~13cm)まで全体を広げます。
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13

コテAの丸い曲線を当てて内側に少し丸みをつけます。
下部(↓)は厚手に出来ているので、内側の形が外側に反映されません。
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14

コテの丸い曲線が当たらない部分はれたスポンジを当てて内側の形を作ります。
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15

なめし皮で口造りをします。口元の微妙な広がりで感じが変わります。
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16

内側の形はこれで出来上がりです。
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17

下部の余分な粘土を切り取り、課題1の1-14の要領でロクロから切り離します。
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18

日陰で30分から1時間乾燥させて口元が硬くなったらロクロの中心に固定します。
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19

底部に口径の1/3位の円を残して、回りを腰まで平らに削ります。
上部、中部の曲線が(↓)底部まできれいにつながった様になります。
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20

カキベラ(中)Aの直線の角(→)を底部に残した円の外側(→)に当てて高台を削り出します。
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21

高台の外側(↓)を削り整え、カキベラ(小)Bで内側(→)を削ります。
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22

高台の内側を指で押して少し動くまで削ります。(厚みを確認します)
23

23

内側の深さ(↓)と同じ高さになる様に外側(↑)を削ります。
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削りは下部だけとし、上部、中部(↑)は削らずに、成形時の粘土のやわらかな感じを残します。

3抹茶茶碗 (玉造り 削り高台) 成形工程

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1

1

粘土600~700gを課題1-1から1-4の要領で
ロクロの中心に固定します。(課題1筒型ゆのみ)
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2

課題1-5の要領で筒型の中心に穴をあけます。(課題1筒型ゆのみ)
底部分は1㎝位厚さを残します。
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3

右手親指で下部の粘土を押し、腰の部分(→)を9~10㎝位に広げます。左手を添えて腰が下がらないように注意します。
4

4

腰から一段ずつ粘土を上に伸ばします。
手を固定し、ロクロの上の作品を少しずつ回転させながら、
両手で粘土を寄せて上げる様にします。
5

5

内側の底部も平らに整えます。
6

6

高さ9~10㎝位に伸ばして、荒造形が完成します。
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7

課題2-7、2-8の要領で竹ベラを使い粘土を締めます。
(課題2飯碗:2-7、2-8)
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8

コテAの直線部を利用して表面をなめらかにします。
9

9

高さを揃えるため、針で口元を切ります。
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10

課題2-10、2-11、2-13の要領を繰り返し、碗型に広げます。
(課題2飯碗:2-10、2-11、2-13)
11

11

コテの丸みが当たらない所は、スポンジを使い内側を整えます。
12

12

最後に指で茶だまり(←→)造ります。
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13

口造り(→)で感じが変わるので、色々な形を試してみましょう。
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14

下部の余分な粘土を切り取り、
課題1-14の要領でロクロから切り離します。
(課題1筒型ゆのみ)
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15

日陰で30分から1時間乾燥させて口元が硬くなったらロクロの中心に固定します。
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16

底部に口径の1/3位の円を残して、回りを腰まで(↓)平らに削ります。
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17

カキベラ(中)Aの直線の角で高台を削り出します。
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18

少し削ったらロクロから離して高台の付け根(→)の厚みを調べます
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19

再度ロクロの中心に固定し、
高台の付け根(←)が薄くなるまで削り形を整えます。
20

20

高台は少し高めですが、高すぎる時は底部を(←→)カキベラ(中)Aの直線部で削り調整します。
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21

削り跡を残す部分となめらかにする部分を意識して削ります。
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22

抹茶茶碗の場合、内側の削りは外側より浅目に削ります。
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碗型の抹茶茶碗の出来上がりです。

4筒型花入れ (ヒモ造り 10cm径 20cm高) 成形工程

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1

直径5cm位の球形の粘土を布の上に置き、
手の平でたたいて1cm位の厚みの円板にします。
2

2

粘土の両側に7㎜厚のタタラ板を置き、
のべ棒を転がして均一な7㎜厚の粘土の板を造ります。
のべ棒は手前から先に向けて力を入れて転がします。
3

3

ロクロの中心に粘土の板をのせ、コテAの平ら部分で整えます。
4

4

針で直径10cmの円を切り取りますが、
最初は大きめに円を描き大きさを測ってから段々小さくします。
5

5

なめらかにロクロを回し、針を両手でしっかり固定して、
徐々に深く線を描いて切り取ります。
6

6

粘土を細く伸ばします。
手を中央から両に向けて転がしながら移動します。
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7

径1~1.5㎝、長さ30~40㎝の粘土のヒモを造ります。
時間がかかると表面が硬くなり使いにくくなるので注意してください。
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8

両手でヒモの両端を持ち、
円板の上に置き端から右手親指で接着しながら一周し、
ちょうどよい長さで切ります。
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9

4-8で右手親指で上から下へおろし接着した部分を、ロクロを回しながら右手人差し指を当ててなめらかにします。
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10

内側は左手親指で粘土をおろして接着します。
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11

接着したヒモを両手で真っ直ぐに伸ばします。
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12

右手人差し指を当てて内側をなめらかに整えます。ロクロを回しながら上から下へ指を徐々におろします。
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13

1本目のヒモを積み終えたら高さを揃えます。
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14

切り口は少し内側に斜めに切ります。
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15

1本目と同様に2本目を積みます。
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16

ヒモは少し内側になるように積むのがポイントです。
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17

内側を確実に接着します。
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18

2本目のヒモを両手で伸ばします。
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19

両手で粘土を寄せて上げる様にすると、口が広がりません。
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1本のヒモで2.5~3cm位高くなります。
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21

下から一段ずつ確実に仕上げます。
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22

ヒモの切り口(→)は、少し斜めに切ったほうが接着後取れにくくなります。
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同じ要領で20cmの高さまでヒモを積み上げて、
高さを針で切り揃え、なめし皮を当てて削り、
ロクロから切り離し出来上がりです。(写真は12cm位です)

5平鉢 成形工程

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課題4の工程1から9の要領で、
直径15cm厚さ1cmの円板を切り、粘土をヒモ状にして積みます。
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2

平鉢の場合、内側の粘土を少し多めにおろします。
3

3

徐々に丁寧に粘土をおろします。
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4

ロクロをなめらかに回し、
右手人差し指を当てて少しずつ粘土をおろします。
5

5

(←)の部分を強く押すと、
凹みができますので注意します。
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6

スポンジを当ててなだらかな曲線に仕上ます。
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7

針で切って高さを揃えます。
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8

2本目のヒモを内側になる様に積みます。
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9

本目のヒモを真っ直ぐに伸ばします。
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10

内側を平らにします。
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11

竹ベラで粘土を締めます。
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12

コテAの直線部で外側を平らにします。
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13

高さ7cmに切り揃えます。
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課題2工程10の要領で口を広げます。
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15

コテAの直線部で下部を広げます。
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16

工程5-14、15を繰り返し、
口径が20cmに広がったら、コテAの丸い方で内側の線を造ります。
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17

コテの合わない所はスポンジを当てて
きれいな曲線を造ります。
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18

最後になめし皮を当てて口造りをします。
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19

日陰で30分から1時間乾燥させたら
逆さにしてロクロの中心に固定し、カキベラ(中)Aで削ります。
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20

工程5-18の平らな部分(←→)の大きさが
高台の大きさになります。周りをカキベラ(中)Aで削ります。
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底の厚さは1cmなので、高台の高さは5㎜位になります。
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高台の内側も外側の高さと同様に削ります。
カキベラの刃が上手に当たらないと底部を押し込んでしまいます。
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削れた様に見えても真ん中が削り不足になり易いので、
タタラ板をあてて隙間(→)を確認します。
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高台を仕上げて出来上がりです。

6花瓶(ヒモ造り 最大径15cm 高さ20cm)

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課題4の筒型花入れの要領で、
直径10cm高さ11cmの筒型を造ります。
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課題5-14から5-17の要領で、
口径15cmまで広げますが、まず最初に口を広げます
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3

コテで内側を広げます。
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4

コテの当たらない部分はスポンジを当て広げます。
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内側だけでなく外側を見ながら広げ、形を決定します。
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6

コテAで外側を整えます。
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7

下部から中部まで(↑)きれいな線が出るように心掛けます。
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8

高さを10cm位で切り揃えます。
下部(→)の径10cm、高さ10cm、
中部(→)の径15cmの形になります。
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9

ヒモを1本やや内側に積みます
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10

積んだヒモを真っ直ぐに伸ばします。
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11

竹ベラで締めます。
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12

コテで平らに整えます。
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13

高さを揃えます。
(→)の部分が内側に入りすぎないで真っ直ぐになる様に注意します。
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次のヒモを内側に積みます。
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口が閉じるように伸ばし整えます。
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16

更にヒモを積み上げ伸ばします。
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口径10cm位で高さを切り揃えます。
内側からコテAか指を当てて(→)の部部分に少し丸みをつけます。
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18

なめし皮で口を整えます。
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下部(→)の径10cm、
中部(→)の径15cm、中部までの高さ10cm、
口径10cm、全体の高さ19~20cmの花瓶になります。
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外側から指やコテの曲線を当てて口造りをします。
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下部を少し削って形を整えます。
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下部に針を斜めに刺して余分な粘土を切取った後、
切り針金でロクロから切り離します。
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径10cm、高さ20cmの筒型花入れを
少し膨らませた形の花瓶になります。
口造りは少し広げたり自由です。

7中皿(ヒモ造り口径18㎝高さ3㎝)

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課題4-1から4-9の要領で
直径15㎝厚さ1㎝の円板を造り、粘土をヒモ状にして積みます。
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外側を接着したら内側の粘土を徐々におろします。
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課題5の平鉢に比べ平らな部分(←→)は小さくなります。
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スポンジを当ててなだらかな曲線に仕上げます。
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高さを切り揃えます。
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2本目のヒモを積みます。
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1本目の形を崩さない様に注意します。
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8

積んだヒモを真っ直ぐに伸ばします。
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高さ4㎝位で切り揃えます。
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ロクロをなめらかに回します。
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なめし皮を当て口を広げます。
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コテの直線部を当て、縁を倒します。
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コテの当たらない部分はスポンジを当てて倒します。
(→)の部分が凹まない様に注意します。
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なめし皮で口造りをします。
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切り針金でロクロから切り離します。口径18㎝位です。
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内側の平らな部分()の長さを測ります。
この長さが高台の径になります。
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日陰で30分から1時間乾燥させたら
逆さにしロクロの中心に固定します。
高台の大きさの円を残し周りをカキベラ(中)Aで削ります。
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高台の高さを削り出します。
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底の厚さは1㎝なので高台の高さは5㎜位です。
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内側を外側と同じ高さに削ります。
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内側の深さはタタラ板を当てて、その隙間で確認します。
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縁(→)まで削らない様にします。
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中皿の出来上がりです。
内側と外側の曲線が同じ様になれば成功です。